このたび平成29年4月1日付で、市橋勝彦前理事長の後を受けて、第3代理事長に就任いたしました林直康でございます。
　これまで、一般財団法人岐阜社会福祉事業協力会理事長という立場で、岐協福祉会の一理事として、法人の運営に参画をしてまいりましたが、社会福祉法人制度の大きな改革が行われるこの時期に、理事長という職に就くにあたり、その責任の重さを痛感しております。
　当法人は、平成3年9月5日に法人の設立認可を受け、平成5年5月に岐阜市大洞地区に特別養護老人ホーム大洞岐協苑を開設し、平成15年3月にはケアハウス・グループホームを増築し、岐阜市北東部の総合福祉施設としての基盤ができました。
　また、平成21年10月には、日野地区に介護付有料老人ホーム日野岐協苑を開設し、今日まで安定した事業運営に役職員が一丸となり邁進してまいりました。
　この間、ご利用者の皆様、温かく見守ってくださるご家族の方々をはじめ、地域住民の皆様やボランティアの方々など多くの皆様に支えられてまいりましたことに対し、心から感謝申し上げる次第でございます。
　さて、今年度から、いよいよ改正社会福祉法が本格実施されるわけでありますが、この制度改革を契機として、この改正の狙いでもあります、より透明性のある事業運営と将来的にわたって安定的持続可能な経営努力をしてまいりたいと考えております。
　当法人の理念であります「地域社会への貢献」を基本に、芥見・日野地区など地元の福祉課題を解決する公益的な事業展開を図る「総合福祉施設」として、大きな役割を担うとともに地域の皆様から信頼され、親しまれ、地域にとってなくてはならない存在となることができる「社会福祉法人」を目指して、もとより微力ではありますが、全力で邁進してまいる所存であります。
　今後とも前任者同様、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、理事長就任のごあいさつとさせていただきます。